リンク:武満徹と「日本的なもの」について

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記事の更新日:2004-08-16
「日本」について語るのはきわめてやっかいである。私たちはまずなにより、「日本は──」とことばにして言うだけで、いくぶん心地の悪い、落ち着かない感覚におそわれる。これはきわめて不自然なことなのだが、しかし実際そうなのである。このことは先の戦争の忌まわしい記憶からばかりでなく、もともと「日本」というものの在りかたの中に、何か曖昧アンビギュアスなもの、つきつめればアンビバレントなものが含まれているからなのではないだろうか。「日本」を口にするときのこの心地の悪さを、普段、私たちはあまりつきつめて考えることなく過ごしている。
登録日時:2017/07/09 12:38:10
サイト:musicircus
シリーズ:criticism
著者:安芸 光男

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